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2011年の米 旅行雑誌『トラベル&レジャー』世界でもっとも美しい駅14選に選出された金沢駅。
情報過多の世の中でいろいろなものがランク付けされますが、ベルギー、イギリスなど歴史ある駅が選ばれる中、
少なからず疑念が湧きます。
いざ！金沢駅東口に立ってみると…なんという事でしょう。かっこいいじゃないですか！！
建築デザインは白江龍三さん
巨大な「鼓門」
木製で出来た二本の門柱は金沢伝統の加賀宝生の鼓を模し、中央を起点に何本もの角材が上下に螺旋状に広がり
緩やかな優しいカーブを描きます。
13.7mの門は想像以上に大きく、朱色に彩られ只々圧倒されます。
門と駅舎を繋ぐ「おもてなしドーム」
3019枚のガラスと6000本のアルミフレームを織り上げるように組み合わせ、見る角度で形を変えて光を透し美しく輝きます。
訪問客に傘をさすような、おもてなしをイメージしているそうです。
それにしても、ドームは広く頑張れば野球が出来そうです。
木製と金属製、和と洋、朱色とメタリック、この二つの対比する建築物は街並の新旧の建築物と重なり、
金沢という街を駅で表現しているように思われました。
門へ続く通路脇には大きな松が雪囲いをされて、何とも風流です。
2015年に北陸新幹線が開通して以来、テレビの旅行番組など多く取り上げられ注目を集めましたが、
現在も駅は大きなキャリーケースを引く人であふれていました。
食べ物も美味しく、兼六園や金沢城など見どころも多く何度も訪れたい街ですね。
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