先日、京都市太秦にある広隆寺に行って参りました。
京都駅から京福電車の嵐山方面に乗り換え「太秦広隆寺」下車すぐ
交通量の多い道路沿いに南大門があります。
門を潜り石畳を歩いていくと一転、静寂が訪れます。
土曜日でしたが人はまばら、奥へ歩を進めると太子殿(本堂)が見えてきます。
お目当ての霊宝殿はさらに奥、はやる気持ちを抑えて手を合わせます。
一息ついてさらに奥に進みます。そして…
広隆寺は603年に渡来人の秦氏が聖徳太子から賜った仏像をご本尊に建立しました。
そう、その仏像が木造弥勒菩薩半跏思惟像だと言われています。
ずっと前から拝見したかったのですが、機会がなく、なぜか一日予定がぽっかり開いたので
思い立って行ってきました。きっと、そのタイミングだったのでしょうか?!
思い描いていたよりとてもちいさく、華奢な肩でした。
圧倒されるというよりは優しく包まれる感じでした。
右足を左膝に乗せ、右手をそっと頬に当てて(モデルポーズです)思索されています。
そっと微笑む姿は本当に美しかったです。
混雑はしていなかったので中央のソファーに座り暫く私も思い耽ってみました…
穢れないものの前だからでしょうか、懺悔の思いでいっぱいになりました。
私には人を救うような策は見つけられませんが自分の体が軽くなったような気がしました。
そして、聖徳太子も拝まれたのかと思うと恐れ多いことであると思いました。
思い悩むことがあれば、是非訪れてみてください。
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